寒風大座礼東線
(西線・東線分岐点〜志遊美ダート分岐点) ダート総延長 路面 景観 走行日
約4km
B-1 A 2014年・2016年7月
以前は西線と東線の分岐点に「崩落の為通行止め」の標識がありましたが、現在では斜面の崩落地点には簡単なフェンスが設置され、土砂も撤去されて走行可能な状態になっておりました。路面はやや小石が浮いた感じでしたが、全体としてはフラットな走り易い ダートでした。林道は山の中腹の南側を続いており、所々で南側も開けているので景色も良いです。このダート東端ではまだ工事中の様でフェンスで通行止となっておりますが、そこから南部へと「志游美ダート」が分岐して山を下っております。また途中には北方向に向けて支線ダートが分岐しており、入口には「三ツ森山・登山口」との表札が有り、峠が登山口の入口になっておりますが、峠を越えてガレダートが続いており、北部では県道47号線別子ダムまでぬけています。
アクセス 小麦畝方面から「寒風大座礼西線・小麦畝接続ダート」に入ると、約4km位の地点で、直進で「寒風大座礼東線」が分岐しており、西線をそのまま走行するには左手に直角に曲がるようになります。東線は先で林道延長工事中の為行き止まりになっており、その手前の所に「志遊美谷」方面へ降りて行く分岐点が有ります。現在本線はこの地点にフェンスが設置されております。ここからの志遊美谷方面のダートは、舗装路への出口でゲートが閉まっておりますが、ゲート脇を抜けることが出来ます。西線側からは自由に出入りできますので大丈夫だと思い通過いたしました。
寒風大座礼西線 (国道194号線寒風山トンネル上部・ダート西端(地図J)〜寒風大座礼東線分岐地点(地図O)まで) ダート総延長 路面 景観 走行日
約28km B-1・B-2 S 2012年・2014年・2016年7月
現在「西線」の伸延工事完了(旧5工区〜4工区間)によって、通り抜けダート区間総延長が約30km以上のスーパーロングダートとなっております。その中でもこの「西線」区間は、「寒風山」・「平家平」・「大座礼山」等々の高い山の中腹をトラバースしており、南方西方へ大きく開け、素晴らしい景色を堪能できるスーパーダートとなっております。特に林道西部では対岸に「瓶ケ森」や「石鎚山系」を遠く望むことができ、絶景の中の林道と言うことが出来るでしょう。ダート路面は一部落石等は見られましたが、林道西部や中部は比較的安定しており、スピードをのせて走行することが出来るフラット系ダートとなっております。林道東部の「小麦畝接続ダート」と「東線」分岐T字路手前部分がややガレてはおりますが、全体的には走り易い路面となっております。なんにしろ、単独林道としては「剣山スーパー林 道」に次ぐロングダートで有りますし、景色はそれ以上、また路面も変化に富んで楽しいですし、本当に素晴らしい、現在走行可能林道では高知県NO.1とも言えるスーパーロングダートとなっております。
アクセス 東側の小麦畝から入るには、県道17号線に「平家平・銚子滝」方面の道路標識がありますので、そこを山手側に入ります(地図@)。入るとすぐに「銚子滝」があり、その先で谷をニヶ所越えると、直進より広い道で大きな右カーブがありますので(地図B)、そこを山手側へ登って行きます。このカーブには、「平家平方面」の標識と「寒風大座礼西線」と書いた木の杭が立っております。西側の「第四工区分岐点」へ入るには、県道17号線を西へ進み、本川郵便局東方のガソリンスタンドのすぐ西側から山手に入ります(地図C)。この分岐点には何らかの林道名が書いた標識がありましたが記憶しておりません。ここから入ると大きな分岐点で、二つめの分岐(地図D)を右手にとると、後は長い舗装路の一本道で最上部で寒風大座礼西線ダート中間点で合流します(地図E)。ダート西端は国道194号線寒風山トンネル南端からの東部への分岐舗装路(旧国道)を「瓶ヶ森林道」方面へと登って行き、「瓶ヶ森林道」東入口から少し手前のカーブの地点から、直接ダートが東方向へ分岐しております(地図J)。ここには「寒風大座礼西線」の杭が立っております。
寒風大座礼東線・志游美ダート (志游美谷入口(地図L)〜寒風大座礼東線・合流地点(地図M)まで)
ダート総延長 路面 景観 走行日 約4km B-1 B 2012年・2016年7月
現在「寒風大座礼西・東線」では最東部で下部の舗装路と繋がっているダートで、県道17号線から「銚子滝」方面に入ると(地図@)、滝を過ぎてからやや西方へと進んだ所にある川の枝線に架かる、小さな橋の手前から山手へとダートが入っております(地図L)。この入口にはフェンスが設置されておりますが、脇を通り抜けることはできます。路面は小石が浮いた様なややガレ路面で、道幅は十分有り、4輪が通っている様でやや深めに轍も出来ております。上部では「寒風大座礼東線」に合流しますが、合流点から「東線」東部には 工事中のフェンスが有り通行出来ません。以前はこの東部も走行出来ましたが、この合流点から500m程で道が終わっておりました。 なお下部舗装路からのフェンス脇の通り抜けは、ご自分の判断でお願いします。
寒風大座礼西線・小麦畝接続ダート (小麦畝ダート入口(地図B)〜寒風大座礼東線・分岐地点(地図O)まで)
ダート総延長 路面 景観 走行日 約4km B-1・B-2 A 2012年10月
上記、志游美谷入口から西方へと進んだ地点に、大きく右手カーブで分岐して北部へと登って行く舗装路が有ります(地図B)。ここを分岐登って行けば先でダートとなり、最上部で「西線・本線」「東線」の分岐点に出ます。登ってくると左手分岐道が「西線・本線」でそのまま直進が「東線」となっております(地図O)。このダートから「寒風大座礼線・本線」の方に入ったのは少し前の事になりますが、当時、路面も適度にガレており、また山の斜面を登って行くダートになりますので景色も非常に良かったです。なお、下部入口舗装路のカーブでの分岐点(地図B)に「寒風大座礼西線」と「平家平方面」との木の杭と看板が有りました。
寒風大座礼線・支線 ダート総延長 路面 景観 走行日 約8km (峠南部)B−2・(峠北部)B−3 C 2016年7月
寒風大座礼東線から北部へと分岐して、峠を越えて別子ダム湖西部で県道47号線まで抜けている支線ダートで、「平家平」「三ツ森山」登山口の有る頂上の峠までの南部は、落石等は有りますが道幅は十分広く、峠はちょっとした広場になっております。ここから峠を越えて北部へとダートが続いておりますが、このダートの上部は道幅も狭く斜面からの土砂の堆積、また落石路面亀裂等のガレガレのダートが北部へと下っております。しかしこの下り中間点辺りからの下部では、比較的路面も安定して道幅も広いダートとなって県道47号線へと繋がっております。この支線は深い森の中を続いておりますので、景色は全く見通すことはできません。また「寒風大座礼線」の南部入口側には柵も有りませんが、北部県道47号線合流地点には上部を越えることは出来ますがチェーンを張ってあります。
アクセス 寒風大座礼東線の志游美ダート合流点(地図M)から、東線を西方へ500m程走ると、本線から北東方向へと広めの分岐支線が、山の斜面を登っております。入口には「三ツ森山登山口」の表札も有ります(地図N)。山越えで県道47号線まで抜けておりますが、全体的にガレ路面ですので走行時には注意が必要です。
足谷作業道 ダート総延長 景観 走行日 オール舗装工事完了 C 2012年10日
県道17号線の本川郵便局西から「足谷林道」との標識が有る地点を北部へと入り(地図F)、途中大きな右カーブの地点を川沿いに分岐して(地図G)登って行けば、最上部で「寒風大座礼西線」に合流する作業道です。しかし2014年の時点で舗装工事を行っており、現在では舗装路で「寒風大座礼線」に合流しております。
林道中野長又線 ダート総延長 景観 走行日 オール舗装工事完了 B 2012年10月
2012年時点でもほとんどが舗装されておりましたが、その舗装路も快適に走行することができます、対岸に遠く「寒風大座礼西線」を望むこともできて景観は良いです。また山中をぐるっと回って国道へ出ることができ、路面も悪くはないのでツーリングには良いかもしれません。
瓶ヶ森林道
オール舗装路ですが、四国NO.1の絶景を楽しむことができます。詳しくは林道一覧「瓶ヶ森南部」を参照してください。
PS
第4工区と第5工区の伸延工事が終わり「西線」部分は全線開通致しました。「東線」も現在工事中で有り、寒風大座礼線では現時点でも約36kmもの通り抜け可能なロングダートとなり、剣山に次ぐ第2のスーパー林道となりました。 「剣山スーパー林道」よりも路面は変化に富んでいて、走行するには楽しいダートです。景観も素晴らしいですので、皆様にぜひおすすめしたいスーパーロングダートです。後は舗装工事をされない様祈るだけです。この辺りには「大森川周辺ダート」群、「川窪芥川林道」、「樫ケ峰ダート」等素晴らしいダートがたくさんございます、絶景の舗装林道「瓶ケ森林道」ともほぼ繋がってもおりますので、ぜひいくつかの林道をつないで林道三昧を楽しんでください。
アクセスポイント
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